【★5】小豆島国際ホテル【香川県土庄町】

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「香川で讃岐うどんが食べたい」という子供の長年のリクエストに応えるべく、香川を旅行し小豆島国際ホテルに宿泊したので、ホテルの紹介と簡単なレビューを。ちなみに、宿泊は楽天トラベルの「【特選和会席】姿造り付き五種盛り×鮑の踊り焼き×国産牛の鉄板焼き」というプラン。

今回は事前に連絡し、土庄港への送迎サービスを利用した。一部のバスはホテル前に停まるものの、本数は決して多くないため、レンタカーの利用がないならば素直に送迎が一番だと思う。

バスの時間を考慮して、チェックアウト後も土庄港まで送ってもらい、そこからバスに乗って移動した。少し北のオリーブタウンに行けばもっと本数はあるものの、荷物を持って歩く気にはならず。

館内

まずは館内を簡単に写真で紹介

ロビー~大浴場

ホテルの第一印象はロビーから。ここは正面に海が広がっていて、その開放感と景色に雨でも「おおっ」と声が出るほど。必然的に部屋や風呂からの景色にも期待が膨らむ。

小豆島国際ホテルのロビー
小豆島国際ホテルのロビーからの眺望
奥にエンジェルロードが少し見える
小豆島国際ホテルのロビー
ロビー脇の通路から撮影

ロビーの脇にあるラウンジスペースでは、常時コーヒー・紅茶をサービス。イスとテーブルが多数あり、居心地の良い空間が出来上がっていた。

ちょっとした読書コーナーもあり、「ミッケ」などの子供向けの本に加え、からかい上手の高木さん全巻が揃っている。やはり小豆島、特に土庄といえば高木さんですよね。部屋には持ち込めないものの、この空間で読む高木さんは一味違いそうな気がする・・・

小豆島国際ホテルのラウンジ
小豆島国際ホテルのラウンジ
小豆島国際ホテルのラウンジ

奥に進むと土産物コーナーとゲームコーナーがあり、エンジェルロードすぐ脇のエントランスが見える。サンダルと傘を貸してくれるのがありがたい。ただし幼児用はなかった。
ちなみに、2つある大浴場のうち1つ(オリーブの湯)はこの土産物屋のすぐ横にある。

小豆島国際ホテルのお土産コーナー
小豆島国際ホテルのゲームコーナー
小豆島国際ホテル館内

さらに奥に進むと旧館のような場所に出て、こちらにもう一つの大浴場がある(浜風の湯)。こちらに来ると旧にレトロというか、一昔前のホテル感が漂う作りになっているのが面白い。恐らくどこかを走っていたであろうミニ機関車があるのもポイントが高い。緑の丸いゆるキャラがこちらを見つめてくるのもポイントが高い。

小豆島国際ホテル館内
小豆島国際ホテル館内

大浴場

小豆島国際ホテル館内

残念ながら写真撮影禁止。

大浴場は入替制。今回は旧館らしきところにある「浜風の湯」が男性用で、翌朝にもう一つの「オリーブの湯」と入れ替え。

浜風の湯は、縦に長い内湯+もう少しこぢんまりした露天という作り。決して温泉を期待して来る宿ではないと思うが、予想より塩素臭がなくて安心した。成分分析表も脱衣所に掲示されていたが、当然撮影は出来ず。

この浜風の湯だが、残念ながら殆ど眺望がない。内湯の窓からも、そして露天からも大きな衝立ぐらいしか見えない。浴室が広いから一定の開放感はあるものの、宿のロケーションから期待されるような眺めではない。外から見えたら困るから、仕方ないのだろうけど・・・

オリーブの湯も、作りは概ね浜風の湯と一緒で、内湯1に露天1、そして湯も同じものであると思われる。

こちらは全面がもっと開けていて、海やエンジェルロードの一部が見えて気分が良い。画像検索で出る大浴場画像はほぼこちら。露天で下手に立ったり身を乗り出したりすると、外からも見えてしまうかもしれない・・・がそれだけの開放感がある大浴場だった。

部屋

本館4階のデザイナーズルームに宿泊。公式HP曰く「和とアジアンリゾートが融合された心地よい空間」とのことで、ベッド2台に小上がりがついていて、そちらに布団を敷いて4名まで宿泊可能というスタイル。

小豆島国際ホテルの部屋(本館デザイナーズルーム)
子供に乱されているものの、布団を敷くとこんな感じ

エンジェルロードビューを売りにしているだけあって、眺望はなかなかのもの。消えゆくエンジェルロードを眺めたり、また出てくるところを楽しんだりが部屋で出来るのはポイントが高い。

小豆島国際ホテルの部屋からの眺望
到着時は雨が降っていた
小豆島国際ホテルの部屋からの眺望
翌朝は快晴

ユニットバスなのが少しだけ使いにくいものの、部屋の雰囲気も眺望も良しでハズレない部屋だと思う。特に快晴時の海が綺麗でたまらなかった。

夕食

夕食は食事処で。写真はないがそこそこの広さがあり、大きな窓からは漁港と一部街並みが見渡せた。エンジェルロード側ではないためそちらは見えず。

小豆島国際ホテルの夕食
小豆島国際ホテルの夕食
小豆島国際ホテルの夕食

食前酒はあんず酒(ノンアル)。ドリンクはビール等スタンダードなメニューに加えて、地酒が何種類か用意してあった。目を引くのは島醤油三種類味比べ。魚の種類や料理に合わせたものが揃えてあって、違いを楽しめるのが面白い。特にもろみ醤油が肉と相性バッチリで、売店でお土産に購入しておいた。

小豆島国際ホテルの夕食
オリーブのお酒飲み比べセット
小豆島国際ホテルの夕食
お造り
小豆島国際ホテルの夕食
吸物
小豆島国際ホテルの夕食
小豆島国際ホテルの夕食

途中で「素麺の用意が出来ました」と声を掛けられる。会場の一角に素麺バイキングが設置され、薬味付きで三種類ある素麺を好きに食べられる。やはり小豆島と言えば素麺ですよね。

小豆島国際ホテルの夕食
鉄板焼き
小豆島国際ホテルの夕食
アワビの踊り焼き(焼く前)
小豆島国際ホテルの夕食
酢の物
小豆島国際ホテルの夕食
新生姜ご飯
小豆島国際ホテルの夕食
醤油プリン

食事は素麺がなくても丁度いいぐらいの量。どれも美味しかったが、やはりもろみ醤油を付けた国産牛、そして新生姜ご飯が特に良かった。一般的な旅館料理だけにせず、醤油の味比べや素麺、そして瀬戸内産のもので献立が構成されているのが有難い。

ちなみに、朝食はバイキング形式で、和食~洋食まで一通り揃っている。バタバタしていて写真は撮らなかったが、種類も味も期待通りと言ったところ。

総評

小豆島で欠かせない観光スポットであるエンジェルロードのすぐ脇に位置し、何時でも簡単にアクセス可能で、しかもこのエンジェルロードが部屋から眺められる(※エンジェルロードビューの部屋を予約する必要あり)。これだけの立地を誇る宿は他にない。

小豆島国際ホテルの外観
早朝、エンジェルロードから眺めたホテル

早朝でも深夜でも気軽にエンジェルロードを歩けるのがポイントで、特に早朝は人も殆どいない。実際、自分が日の出前に行ってみたら暫く貸切状態だった。

食事も美味しいし、館内はしっかり綺麗にされていて部屋の居心地もバッチリ。温泉は物足りないというのが正直なとこだが、温泉旅館というわけでもなく、そこは過度に期待して来る場所ではないからOK。

小豆島は1泊だけだったが、それをこの宿にして良かった。

★4で小豆島に来たら是非選んで欲しい宿である。

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